メディア掲載】共同通信系メディアのNNAにて、【ASEAN】寡占化が進む中であえぐ中小ツナ缶業者 を掲載
弊社代表杉田浩一による共同通信系メディアのNNAのWEB特集「経済ニュースから見るASEAN」連載が掲載されました。
NNAの掲載記事「【ASEAN】寡占化が進む中であえぐ中小ツナ缶業者」はこちら。
<掲載内容の抜粋>
タイ・ツナ缶業界の曲がり角(3)
6月25日のNNA記事「SME銀、中小支援に約2千億円の低利融資」(https://www.nna.jp/news/result/1779642)によると、タイ中小企業開発銀行(SME Bank)は、個人事業主、中小企業向けに総額580億バーツ(約1,940億円)の低利融資を供与する計画を進めている。財務が悪化している中小企業にも計30億バーツを融資する方針。タイ工業省中小企業振興事務局(OSMEP)が監督しており、これまでに3万6,000社が申請しているという。
タイでは経営基盤の脆弱な中小企業への政府の支援は重要なテーマだ。それはツナ缶業界においても同様のことが言えるだろう。
このシリーズでは、タイツ缶業界が長期的な原料コストや人件費の上昇により、業界全体として曲がり角にある現状を見てきた。当然、それぞれの企業はいろいろな形でこうした厳しい状況に対応しようとしている。
各企業における対応状況を見る前に、まずはタイツナ業界のプレーヤーの概況について説明する。大手とそれ以外で、大きく利益状況に差が出ているためだ。