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共同通信系メディアのNNAにて、連載第11回「新興国でM&Aを行いやすい国はどこか?その見極め方」を掲載

弊社代表杉田浩一による共同通信系メディアのNNAのWEB特集「経済ニュースから見るASEAN」連載第11回が掲載されました。

第11回のNNAの掲載記事はこちら。 

<掲載内容の抜粋>

【ASEAN】新興国でM&Aを行いやすい国はどこか?その見極め方(1)

■東南アジアで増え続けるM&A

東南アジアをはじめとした新興国においても、連日合併・買収(M&A)が発表されている。例えば、NNAの5月9日付の東南アジア関連記事だけを見ても、下記のような記事が出ている。

◇マレーシア:ECMリブラ、チューン・ホテル複数を買収(https://www.nna.jp/news/result/1604920

マレーシアの投資銀行、ECMリブラ・ファイナンシャル・グループは4日、ホテル事業の拡充に向け、「チューン・ホテル」ブランドのホテル複数を買収すると発表した。

◇シンガポール:地場投資会社、米オーサーブを買収(https://www.nna.jp/news/result/1605575

「モバイル・サーベイ」と呼ばれるモバイル端末を利用したアンケートのソフトウエア開発を手掛ける米オーサーブ(Osurv)は5日、シンガポールのプライベートエクイティ・ファンド、タン・キャピタル・パートナーズに買収されたと発表した。

◇タイ:地場バイオ医薬品、キューバ機関と合弁設立(https://www.nna.jp/news/result/1605080

タイのバイオ医薬品メーカーのサイアム・バイオサイエンスは5日、キューバのがん研究機関である分子免疫学センター(CIM)と合弁会社「アビニス(Abinis)」を設立したと明らかにした。がんと自己免疫疾患を治療するバイオ医薬品を研究開発する。

一般的に新興国においてのM&Aは、日本国内や欧米諸国と比較しても、より難易度が高い。それは地域特有のリスクが存在するからだ。

一方で、東南アジアの中でも、M&Aのやりやすい国とそうでない国は歴然として存在する。今回から新興国でのM&Aのやりやすさについて、国ごとのM&A環境を示す指標と、その構成要因について考えてみたい。