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共同通信系メディアのNNAにて、「経済ニュースから見るASEAN」連載第9回を掲載

弊社代表杉田浩一による共同通信系メディアのNNAのWEB特集「経済ニュースから見るASEAN」連載第9回が掲載されました。

第9回のNNAの掲載記事はこちら。 

<掲載内容の抜粋>

ASEAN】不動産開発・建機業界から見るタイプラスワン・9

第9回 カンボジアとミャンマーではどちらが有力な進出先か(その9)

■不動産開発業界から見るカンボジアとミャンマーの投資事業環境比較

今回のこのシリーズでは、「不動産開発・建機業界から見るタイプラスワン カンボジアとミャンマーではどちらが有力な進出先か」と題して、大よそどのような業界においても必要とされるインフラ整備の状況と、現地におけるファイナンスなど資金の流れに関する整備状況の視点から、カンボジアとベトナムの状況を比較してきた。

今回はまとめとして、今までの主要なポイントを振り返りながら、それぞれの業界の状況をおさらいしてみたい。まずは、不動産開発だが、カンボジアもミャンマーも、足元の状況を見ると新規物件の建設が続いている。NNAの記事でも、こうした両国における建設の記事は連日記載されており、現地の熱い市況をほうふつとさせる。ただ、その熱さの度合いには差があるようだ。まずはカンボジアの市況状況を告げる代表的な記事を見てみよう。

■活況が続くカンボジアの不動産開発状況

2017年4月11日付けのNNA記事「首都のツインタワー計画、8月にも着工」(https://www.nna.jp/news/result/1594818)によると、カンボジアの首都プノンペンで建設が予定されている「ツインタワー世界貿易センター」は、地上約550メートル、133階建ての2棟で構成されており、実現すれば東南アジア域内で最も高い建物になるという。同記事によると、総事業費は約30億米ドル(約3,300億円)とあり、カンボジアの首都にこれだけの規模の事業投資が行われるという状況が、現地の不動産市況の状況を物語っている。